・猫が飲み物を差し出す写真どうやって撮ってるの?
・ちょっと変わったポーズのねこ写真を撮りたい!
こんにちは。あんこともなかの かいぬし です。
X(旧Twitter)で何度か投稿しているこの写真、猫が飲み物を差し出しているように見えませんか?
少しうつむきながら、両方の前足をきれいに添えて飲み物を差し出す様子は、まるで店員さんのよう。
「まぁこれでも飲むニャ…」と声が聞こえてきそうなこの写真に、Xでたくさんの反響をいただきました。
「ニャンともかわいい接客でしょう。これが本当の猫カフェ」
「結構なお手前で」
「あんこくんのおもてなしですね」
「癒されました」
「どうやって撮影しているの?」とコメントをいただくことも多かったので、撮影の裏側を公開します♪
そもそも、どうやって撮影しているの?
一言でいうと、猫をおやつで誘導して撮影しています。具体的には以下です。
ねこからは見えるけどカメラからは死角になる位置におやつを挟んで、ねこがおやつに手を伸ばした瞬間を撮影する
至ってシンプルな方法で撮影しています。
生後6か月以上の懐いているねこが撮影に向いている
おやつを与えてOKな年齢(生後3か月~6か月)に達していないと、おやつで猫を誘導することができません。
また、野良猫やお迎えして間もない家ねこだと、警戒されて誘導できません。
生後6か月以上の懐いているねこが撮影に向いています。
【ステップ1】撮影環境を整える
飲み物・カメラ・おやつを用意する
まず、以下のものを用意します。
・飲み物
・カメラ(スマホ)
・おやつ(LION PETKISSささみプチロール)
飲み物は蓋つきペットボトルや開封前の缶など、中身がこぼれないものを用意します。
おやつは薄くて(1.5mm程度)小さければ(1cm程度)、普段から与えているものでOKです。
おすすめはLION PETKISSささみプチロール。
ねこからは見えるけどカメラからは死角にしやすいサイズで撮影に最適です。
撮影場所を明るくキレイにする
撮影場所が暗いと画質が下がってしまいます。ノイズ(画像の粒状の乱れ)が増えるからです。そのため撮影する空間は明るくしましょう。
また、ねこと飲み物を目立たせるために、周りにある物を片付けたりテーブルを拭いたり撮影場所をキレイにすることもおすすめします。
【ステップ2】撮影準備をする
猫を飲み物の近くに移動させる
抱っこしたりおやつで誘導したりして、猫を飲み物の近くに移動させます。
このとき撮影場所から見て、飲み物よりやや奥側、猫が手を伸ばした時にちょうど飲み物に手が届く位置にねこを移動させます。
そうすることで、このような構図の写真を撮ることができます。
猫の大きさや手足の長さによって、猫が手を伸ばした時にちょうど飲み物に手が届く位置がどこなのか変わります。
最初から正確な位置を把握することは困難なので、だいたいでOKです。
薄いおやつを選ぶ
おやつが分厚いと挟んだときに飲み物が傾いてしまいます。
LION PETKISSささみプチロールの大きさはかなりバラついている(薄い物と厚いもので分厚さが数倍異なる)ため、できる限り薄いものを選ぶことが重要です。
理想は1円玉の薄さ(1.5mm)です。厳選しましょう。
分厚いものばかりだった場合は、手でちぎったり挟みでカットして薄くします。
飲み物の下におやつを少しだけ挟む
薄いおやつを厳選できたら、飲み物の下におやつを少しだけ挟みます。
猫がおやつを見つけて手を伸ばしても、すぐに取れないようにするためです。
猫からは見えるけど、カメラからは死角になる位置に挟みます。
ねこ目線ではこのように見える状態です。
正面から見るとこのような状態です。
これで撮影準備が完了です。
【ステップ3】撮影する
写真ではなく動画を撮る
猫がおやつを取るのに手こずっているほんの数秒がシャッターチャンスです。
タイミングよく写真を撮るのが難しいため、写真ではなく動画を撮って、あとから決定的瞬間を切り抜くのがおすすめです。
そうすることで撮影の難易度が大幅に下がります。
この画像も動画撮影したものをコマ送りで確認し、スクショを撮って切り抜いています。
トライ&エラーを繰り返す
片手だけしか伸ばしてくれなかったり、テーブルの上にあがってしまったり、1度で成功することは稀なので何度かチャレンジします。
おやつの与えすぎは猫の健康に良くありませんので、場合によっては日を改めましょう。
さいごに
猫が飲み物を差し出す写真の撮り方をお届けしました。いかがでしたか?
愛猫ちゃんが飲み物を差し出すカワイイ写真が撮れますように
みんなでX(旧Twitter)を、猫が飲み物を差し出す写真まみれにしちゃいましょー!